まぁじんこぉるの「日々是口実」

日経平均先物と自作小説について

2023/04/28_私は慧眼なのです!どやw

 ということで、私が2/19に出したブログ覚えてますか? 月森 乙さんがいつ作家デビューしてもおかしくない人だ!といったこと。

 

margincall0209.hatenablog.com

  てことで、文芸社の小説で大賞を取りました!

いいですか、これから、月森さんのことは月森先生っていうんですよw

 

www.bungeisha.co.jp

 ま、そんな感じで、私は、結構、人を見る目があるのです。

でも、まぁ、この結果は当然でしょうね。実力が違いますもの。

 

 てな感じで、私、あと3人ほど、いつでも作家デビューしてもおかしくないと思っている人がいるんですよね。一人は「くろいゆき」さんですね。最近、くろいさんも絶好調で、なろうでブクマ100超え達成して、ポイントも1000近くとってたりしてますね。まぁ、あの人も、すぐに声がかかる人かなと思っています。

 

margincall0209.hatenablog.com

 

 それで、あと二人は、内緒ですw

というか、一人は名前出してもいいのかな?交流がないわけではないので。

 

 えっと、また別枠で紹介するつもりですが、私が、あ、この人書籍化するなと思っているのは、「九月ソナタ」さんですね。なんというか、世界観がいいんですよね。私はニジンスキーを彼女が書いていた時からずっと虜でして、ほんと好きなんですよね。

 

 あ、いかん、いかん。今回は月森さん、いや、月森先生を歓迎するブログだったのでした!てことで、おめでとうございます!!月森先生!!

 

 

創作に行き詰ったので、バイオリンの魅力について語っていきます!

 私は、弦楽器が好きです。死ぬほど好きです。愛している迄あります。まぁ、ピアノもよく聞くんですが、やっぱり弦楽器です。今日は、その魅力を伝えるため、1つの曲を題材に聞き比べをしてみようと思います!

 

 てことで、今日は、私が大好きなFF2の「反乱軍のテーマ」でいきます。これ、私、すごい好きでして、クラシックにハマる前は、嫌な事があるとこればっかり聞いていましたね。

 

 てことで原曲

 

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 あぁ、もう、これ聞くだけで「のばら」って言いたくなる!!

てことで次は、オーケストラバージョン

 

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 あぁ、弦の入りが美しい、管楽器が入ってきて最高に美しい、そしてコーラスも美しい、最高! でも、私みたいなアホになると弦をメインで聞きたくなるんですよ。ということで、バイオリン!

 

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 これですよ!これ、弦が奏でる悲し気な世界、そして、根底に流れるかすかな希望。これこそがバイオリンの良さなのです。てことで、今度は、バイオリン、チェロ、ビオラで聞いてみましょう!

 

 

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 これもいいでしょ?とにかく、弦楽器には「人の感情」がダイレクトに乗ると私は感じてて、すごく好きなんんですよね!ちょっとわかる気がするでしょ? で最後は、ピアノでいきますか。

 

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  あ、これもいい。でも、ピアノだと悲壮感が足りないんですよね。やっぱり、ピアノだとこれがいいかな?ちなみに、公式はこっちぽいですが、私はこの演奏あまりすきじゃないです><

 

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23/03/07_【カクヨム】KAC絡みで垢banになっている?パターンの考察

 とある人に頼まれたので考察記事。私が確実に抑えているのが11人、つまり、私に★を入れてくれたけど、垢banされてしまった人の情報と、不確定だけど、噂で聞いた範囲の情報を書いていきますね!

 

①★評価からみで垢banされてしまった人

 私が知っているケースは全部これだと思います。垢banされて★が減る時って、次に★が入った時に反映されるので、一気にごそっと減ったように見えるのでショックをうけちゃいますよね。ちなみに★をはがされた時は即時反映です。

 

 で、ポイントは、どういうケースの場合はbanされないかって話なんですよね。今、私に★をつけていただいている方の★をくれたタイミングを実はメモってまして、って、ストーカーじゃないですよ。どの話が評判がよかったのかなってことでメモってただけです。これを見れば、垢banされてない基準ってわかるんじゃないかなと思いまして、まとめてみました。

 

 ★を入れてくれた話数の平均11話、1章終了時

 コメントを頂けてることが多い

 

 この2つがポイントかなと思います。つまり10話くらい読む、もしくは章の区切りまで読むが安全ゾーンかなと思います。

 

 また、名前は出しませんが、明らかに短期間に★投げすぎだろうと思う人でbanされていないケースを見ると、応援コメントを残しているケースが多いです。

 

 なので、応援コメントを書いて、10話くらいまで読んで★評価すれば、まぁbanされる可能性は少ないかな?とは思います。

 

 でも、★付けたときは最後まで読んでいたけど、完結まで読まなかったからbanされたと言っている人もいるんですよね。ここが闇が深くて、嘘か真かわかんないんですよ。なので、★評価をしない方がっと言わざるえないんですよね・・・。

 

複垢を持っているケース

 これはアウトなんですが、読書用に使っていた複垢とか、全然使っていなかった複垢とか、パスワードを忘れたので仕方がなく作った複垢とか、そこら辺ひっくるめてみんなアウトぽいですね。ネットの情報が正しいとすると・・・。

 

 ただ、厳しいのは、5chのスレに書いてあることが正しいとすれば、即banです。予告なしなのです。心当たりがある人は、今のうちに対処しておいた方がいいかもしれないですね。

 

③作品内で他の作品の紹介をする

 これもアウトです。5chでそれでbanされた人がいました。ただ、この人は心当たりがありすぎると書いていたので、他にもあるかもしれないですけどね。

 

 てことで、ここら辺は気をつけた方がいいみたいです。ただ、私も①は不安だなぁ。基準がないから、運営の胸先三寸で決まるんですから。私も、★付けたけど、カクヨムコンの後に完結した作品、完結まで読んでないですし、今、新作書いてて、それどころじゃないんですよね・・・。

 

 

23/03/06_【カクヨム】KACの期間は★評価気をつけましょう!

 近況ノートで書けないのでここで。

 

 えっと、KACが始まってから、予告なしのアカウントbanが結構起きています。先に結論を言っておきます。

 

 KACの期間中は、★評価はやめておいた方がいいです

 

 じゃ、まずKACを調べてみましょう!

 

kakuyomu.jp

レギュラー賞

お題発表から一週間で、最も多くの★数を獲得した上位1~5作品を投稿したユーザー
1位:5,000リワード、2位:4,000リワード、3位:3,000リワード、4位:2,000リワード、5位:1,000リワード

 

 KACは、星の数に応じてリワード、つまり、リアルマネーが与えられる賞です。つまり、何かあった時はもめるのです。じゃあ、もめないためにはどうするか?

 

 簡単な話です、不正を許さないのです。つまりKAC絡みの★評価で不正をしようものなら即banなのです。

 

 だからKAC期間の間に★が減る事が多いのです。なので私はKAC期間は★評価は極力しないようにしていますし、毎日バックアップを取っています。

 

 最近の運営は気が立っているみたいで、警告メール無しで即banです。でもガイドライン

 

kakuyomu.jp

第14条(禁止事項等)

2.当社は、利用者が本規約等のいずれかの条項に違反したときまたは違反するおそれ があるときは、利用者に対して事前に通知することなく、当社の判断で本サービスの全部もしくは一部の利用停止または投稿コンテンツの全部もしくは一部の削除その他当社が必要と認める措置をとることができるものとします(ただし、当社はこれらの措置をとる義務を負うものではありません)。

 

 とある以上、我々は何も文句をいうことができないのです。banの基準がはっきりしない以上、自衛するしかないんですが、一番の自衛は、、、って、もうわかりますよね?

23/03/04_私の「推し」の作家のご紹介②

 今日は私の推しを紹介しますと言ってますが、私を支持してくれてる人今回紹介する人を支持する人って、もろかぶってますw。なので知っている人は多いんじゃないかなと思います。もし、知っていたら、私はこの人のことをこういう目で見てるんだって感じで読んでもらった方がいいんじゃないかなって思ってます。

 

 とりあえず先に結論だけいっておくと、私が紹介しなくても、そんなのとは関係なく、人気がでて書籍化作家になる人だと私は思ってます。もし書籍化したら、私に先見の明があったということで、褒めてくださいね。ただ月森 乙さんのサイン1号は私です。これだけは、絶対に譲りませんw

 

 ということで、今日紹介するのは月森 乙さんです。前回はくろいゆきさんでしたから、私が紹介しているのは女性作家ばかりですねw

 

 ということで月森 乙の代表作を貼っておきます。

 

kakuyomu.jp

 この経済小説です。一言で言って私よりうまいですねw。テンポもいいし、状況も分かりやすいし、文句のつけどころがないです。一気読みする人が多いって月森さんが自分でいってましたが、それがよくわかる一作です。

 

 私も偉そうに経済の小説を書いていますが、この月森 乙さんとどまんだかっぷさんにはかなわないと思っています。まさにカクヨム経済小説書きの双璧です。ミッターマイヤーとロイエンタールです。あ、ちなみに私はロイエンタール推しです。

 

 ただ、私は、個人的には、代表作よりこっちの方が好きです。

 

kakuyomu.jp

 この作品は、月森さんの良さが本当に出ていると思っています。飾らないで、まるで隣で話してくれてるような親近感とリズムで読者をひきつけると絶対に離さない。それでいて、核心を読者に明確に伝えて印象付けるメッセージ性。いやぁ、この作品は反則です。ほんと珠玉の一作だと思います。

 

 この口調と雰囲気で月森さんが物語を書いたら、あっという間にみんな月森さんの虜になると思ってます。本当にそれくらいすごい人だと思っています。

 

 なので思うんですよ。この人、普通にこの口調で現代文芸書けばいいのに・・・ってね。そうすれば、文章が難しいからとか、読むのが面倒だからといって、ラノベしか読まなかった層を一気に、根こそぎ現代文芸に引っ張ってこれるパワーがあるんじゃないかな?とも思ってます。まぁ、この口調でラノベを書いても、読者をひきつけるとは思うのですが・・・。

 

 ということで、4/10締め切りの電撃大賞に向けて、「フツーに生きてるはずなのに、どうやらフツーじゃないらしい」の文体で書いて応募するっていってたので、私は超期待です。いい所までいくんじゃないかな?と本気で思ってます!

 

dengekitaisho.jp

 

23/02/27_テンプレ「ラノベ」で書籍化を狙うって正しい選択なのかな? ②

 前回の続きです。

 

margincall0209.hatenablog.com

 

 前回の私の結論は、

 

 「テンプレ」「ラノベ」で書籍化は、これからドンドン厳しくなると思います

 

 でした。じゃあ、これのどこが問題だったのでしょうか? って当然の疑問ですよね。これじゃあ「テンプレ」が問題なのか「ラノベ」が問題なのか、わからないもんですね。ということで、今回は「ラノベ」の部分に注目してみましょうか。

 

ja.wikipedia.org

 wikiを見てもらってもわかるように、「ラノベ」って定義がしっかりしていないですよね。名乗ったもの勝ちなところありますしね。だから、色々難しいのですが、今回は「簡単な文体で書いた小説」と「ラノベ」を定義しておきましょう。

 

 じゃあ、本題。なんで、こんなに「ラノベ」って流行ったんでしょうね? ちょっと私なりに考えてみました。

 

 前回のブログで言及したように、「ラノベ」って2000年前後から急激に伸びたんですよね。この時代だと「スレイヤーズ」とか「涼宮ハルヒの憂鬱」もこの時期でしたっけ?よく覚えていないですがw

 

 で、本題は、なぜ「ラノベ」が伸びたかでしたよね。色々な理由があると思いますが、私は、その1つの理由としてインターネットがあったと思います。この時代の前後ってADSLによるインターネットの常時接続が普及し始めたことだと思うんです。

 

 そうなんですよ! 皆さん知らないと思いますが、この時代より少し前はテレホーダイという11時から朝6時までしか定額でインターネットができなかったんですよw。しかも電話回線、速度も33.6Kとかそんな時代です。私がいってることが本当だというのは、下のブログのグラフをみると分かると思います。

 

www.garbagenews.net

 では、話をADSLの話に戻して、つまり、ラノベが伸びた時代とインターネットの常時接続が可能になった時代って重なったんですよ。じゃあ、それが何故関係していたのか?私なりに考察をしてみました。

 

 じつは、インターネット常時接続が始まる前の時代って、何かを調べる時は、図書館においてある「難しい本」で調べるのが普通だったんですよね。だから、知識を得るためには、「難しい本」を苦労して読んで、頑張って理解するというのが当たり前だったんです。

 

 でも、インターネットの常時接続が始まってから、状況は一変します。インターネットを使えば、図書館にいかなくても、家にいれば知識が手に入る時代が来たんですよ。しかも、難しい本をよまなくても、簡単にかみくだいた記事を、自分が理解しやすい記事を自分でみつけて、図解をみながら、理解する。そんなことが当たり前の時代になったんですよね。

 

 で、結局、ちょっと探せば、自分にあったわかりやすい文がある環境になれた人が、わざわざ難しい本を読みに図書館にいくのか?って時代になったんですよ。つまり、そういう大衆が読む文章は、難しい文ではなく、わかりやすい文に変わったというわけです。

 

  まぁ、そんな感じで、難しい本は淘汰され、私の好きな文芸の発行部数が減っていったというわけなんですね。では、その代わりに台頭してきたのは何か? それが「簡単な文体で書いた小説」、わかりやすい小説、ラノベというわけです。

 

 ということで、私は「ラノベ」が流行ったのは必然だと思っています。で、ちょっと話が変わりますが、ラノベが流行った時、文芸よりの人は眉をひそめたんですよね。ラノベなんて文学じゃないってね。

 

 でも、それは間違っているかな?と私は思っています。だって、そういう人達が偉そうにいって書いている文だって、明治期から昭和初期にかけての文に比べれば、かなりライトですよ? 過去の文豪が、あなたの文をみたら、きっとこういうと思うんです。こんなの文学じゃないってね。

 

 結局、その時代、その時代の読み手に寄り添って発達してきたのが文学なんですよ。これは受け入れるしかないと思うのです。

 

 で、私は、今、その「ラノベ」すら古くなってるんじゃないのかなと私は思っています。その証拠が、最近はやっているチャットノベル。そう、SNSみたいな感じで、お互いの短い文だけで小説を書いちゃうヤツです。投稿サイトとしては、テラーノベルが有名ですね。

 

teller.jp

 多分、今のユーザーが求めている文って、こんな感じだと思うんですよ。つまり、今の人にとっては、ラノベですら「地の文」が多いんですよ。今の人にとっては、「ラノベ」ですら読むのがつらいんだと思うんですよ。でも、これって当たり前の感覚だと思うんです。

 

 さっきもいいましたが、インターネットが普及してきた2000年前後からラノベが一気に増えましたが、これはインターネット内のわかりやすい記事を読み慣れた人の需要を取ってきたからだといいましたよね?

 

 でも、今の人って、動画で情報を取るんですよね。つまり、文章すら読まないのです。これじゃあ、文章なんて勝ち目なんてないですよ。

 

 でも、待ってください。唯一、今の人が喜んで字を読む物があります。それは何か? 答えはSNSです。というわけで、皆様の目に馴染みのある「SNS」形式で書いた「チャットノベル」が流行るのは当たり前なのかなぁと思っています。

 

 つまり、「ラノベ」は、時代遅れだから、読まれなくなっただけと私は考えていて、これが今回の結論です。うーん、ちょっと厳しいこと言っちゃいましたかね? でもいいですよ。このブログを読んでくれてる人って、カクヨムに投稿している人が多いんですが、でも、ここを読んでくれてる人って、文体がラノベ寄りな人ですよね? だったら、SNS風に、文章をしていけば、アジャストできる可能性あるじゃないですか?

 

 でも、私は厳しいのです。どちらかというと文芸寄りの人なので・・・。ラノベにすらアジャストできなかった人ですので・・・。ほんと絶望的ですよねw

23/02/27_テンプレ「ラノベ」で書籍化を狙うって正しい選択なのかな? ①

 久しぶりに更新しましますw。といっても、事情がありまして今日は攻めたことは言えません。ごめんなさい。といいつつ攻めたことを書くのですがw

 

 ということで、題名からお察しの通り、タブーに触れます。そして、ちょっと世間とは違う意見を言います。怒らずに読んでくださいね。私は、変わってますので、普通の人と感覚が違うんだ程度で見てくれると嬉しいです。最初に結論から言っちゃうと、

 

 「テンプレ」「ラノベ」で書籍化は、これからドンドン厳しくなると思います

 

 じゃ、なんで、そう思ったのかを書いていきますね。ライトノベルというか、そういう本の売り上げが伸びた時期って、2000年代の前後なんですよね。統計データがみつからなかったので、ここは感覚です。

 

 でも、問題はそこじゃなくて、2010年からラノベの売り上げが落ちているということです。ということで、オリコンエンタメ白書で調べてまとめている人がいましたので、そのブログ貼っておきます。

 

rev.hatenablog.com

 このブログの記事を見ると一目瞭然。2010年から300億円近くあった売上高が160億円近くまで下がってますね。いやはや、これではビジネスとしてはお話にならない。私が経営者なら撤退を考えるレベルですね。

 

 さて、次はこのブログの下の方にある、発行部数を見てみると、あらあら2014年をピークに下がってますね。とだけ見てる人はデータ解析をわかっていない。問題は売上ピークの2010年と発行部数がそんなに変わらないという所なのです。

 

 ようするに、レッドオーシャン。供給過多な市場が、今のライトノベル市場なのです。そして、もう一つの注目すべき点は、文庫本よりブックス(単行本)の割合が増えていることです。

 

 単行本は、安いコストで発行できますが、利益が薄いんですよ。これ、何を意味してるか分かりますか? 私が見る限り、主に3つのことが考えられると思います。

 

 ①過去のヒットした文庫本の単行本化

 ②この値段にしないと売れないコンテンツ力しかない

 ③単行本化により作者の収入が減る

 

 で、この状態って絶望的な状態なんですが、それを1つずつ考察して、絶望していきましょうか?

 

①過去のヒットした文庫本の単行本化

 ラノベの発行部数の上限が決まっている中、過去の作品が文庫本化されれば、当然、新人作家の発行枠が減るのです。これは作家デビューを志てる人にはバットニュースですよね。

 

②この値段にしないと売れないコンテンツ力しかない

 つまり、ラノベ全体がマーケットから飽きられているのです。いや、そんなことない!出版物全体が減っているんだ!と主張する人も多いと思うので、

 

shuppankagaku.com

 これ貼っておきますが、2010年に対して書籍の売上の低下代って2割ちょいなんですよ。5割近く減ってるのラノベだけなんですよ。つまり、ラノベ市場は、急速に減退していて、出版社もラノベに力を入れるメリットが徐々になくなってきているんですよね。

 

③単行本化により作者の収入が減る

 人のモチベーションは色々ありますが、その一つが金です。儲からないことはみんなやらないのですよ。私は、速筆な方ですが、それでも5万字近くの中編を書き上げるのにプロット含めて2週間はかかります。いや、そのあと推敲をダラダラやるので、1か月くらいかな? ちなみに今カクヨムにあげた21万字の長編は、プロット作成を含めて書きあげるのに4か月かかってますね。

 

 この話を聞いて、私が速筆だと思う人もいると思うんです。でも、自分では遅い方だと思ってるんですよね。昔、10万文字はプロット含めて1か月くらいで書けていたので、遅くなったな。と思っています。いや、今回、苦手なファンタジーを書いたから、時間がかかっただけかもしれないですけど。

 

 でも、これ私が速筆を自慢してるわけじゃないんです。何が言いたいかというと、これが書籍化されても、よくて印税収入は300万くらいなんですよ。で、書いている時間とか考えると、月70万くらい。で、プロの作家でも、4本書いて1本が書籍化されるのがいい方だとすると、月20万切るんですよね。そこから税金や、国民年金等を引かれると、多分、13万くらいしか手元に残らないんじゃないですかね?知らないですが・・・。

 

 つまり、この仮定が正しいとすると、作家業では生計を立てられないんです。コンビニでバイトしてた方が儲かるのです。

 

 ということで、まとめると「作家業で生計を立てられない」とわかった「作家」がラノベを書くか?って話なんですよ。多分、かかないでしょうね。私なら書かないです。

 

 異世界ファンタジーとか現代ファンタジーとか、人気のジャンルですが、ほとんどがラノベフォーマットな訳です。これから減退していくことが分かっている所にweb作家が群がっているんです。そりゃ、無理ですよ。

 

 読者が飽きてるから売上が減っているのに、その読者が飽きてるもので勝負して書籍化しようなんて・・・。私が経営者なら絶対にそんな作品をリスクをとって書籍化しようとは思わないです。

 

 あ、でも、そんなことはない。減退しても多くの読者層がいる! とつっこむ人もいるじゃないですか? 確かにそれは、その通りなんですが、需要はあるんですが、書籍化で勝負するのは無理だと思います。だって、その人たちのニーズを満たす物語が投稿サイトにタダで転がっているんですもの。タダで読めるものを、わざわざ金を出して、携帯性が悪い「本」で読むか?って話です。

 

 なら「電子書籍」があるだろ?ってつっこむと思いますが、それこそ、投稿サイトと電子書籍では何が違うんだ?って話です。

 

 なので、私が思うに「従来のテンプレ」に従った「ラノベ」は、いくら投稿サイトで人気があっても、書籍化は厳しいんじゃないかな?と思っています。

 

続くw